私たちは北海道空知管内にある”岩見沢市”というところで、お米づくりをしています。曾祖父母がこの地で稲作を始め、100年余り…。私の代で4代目になります。
私たちの田んぼがある岩見沢市ですが、札幌市からは約30km離れた場所にあります。石狩川流域で肥沃な土地に恵まれたため、水稲を中心とする農業が基幹産業となっている街です。
雪が多く、冬には道内屈指の豪雪地帯として知られていて、1日の積雪量が1mを超えることもしばしば。オフシーズンは除雪に追われています。
栽培している品種は”ななつぼし”です。現在、北海道米の作付け面積第1位の品種で、食味ランキングの評価では最高ランクの”特A”を連続獲得中。全国的にも知名度の高い人気の品種です。
ご購入いただいているお客様からは、甘くて美味しい!や、玄米は苦手だけれど、ここの玄米はもちもちしていて美味しい!などの嬉しいお声をいただいております。
実を言うと、私たちの田んぼはちょっとだけ特別なんです。日本三大河川の一つに挙げられる石狩川。この川に流れている水を溜めることなく田んぼに引くことができるのです。
温泉で言うと、かけ流しのイメージです。生きた水を田んぼに引くことができるので、私たちの作っているお米は”甘くて美味しい”と昔から言われています。
そんなお米の今田屋(こんだや)は、化学合成された肥料や農薬の使用回数を削減する取り組みをしています。令和6年は、化学肥料5割削減、化学農薬は7割削減し、特別栽培米として認証されました。さらに、環境保全型農業に取り組む「Native glows 30 by 50」という団体組織も立ち上げました。今後もからだにも地球環境にも優しいものをつくることを念頭に置き、日本のみなさまの笑顔の食卓を守って行きたいと思っております。
令和6年産米は特別栽培にチャレンジ中です。その取り組みが北海道のオーガニックを集めたサイト「花土米」で記事になりました。